GI値と血糖値
てんさい糖は多糖類なので消化がゆっくりで、血糖値への影響が穏やかです。
血糖値へどんな効果があるのか調べてみました。
血糖値の気になる人には重要な数値「GI値」
血糖値を図るために重要な指数に「GI値」というものがあります。
正式にはグリセミック指数といいます。
これは何かというと、食べ物が消化されて糖に変化する速さを相対的に表す数値です。(Wikiより)
要は食べてから、血糖値が上がるまでどれだけの時間がかかるかを示す数値ということです。
高いほどすぐに吸収され、早く血糖値が上がります。
サトウキビ系の砂糖はGI値が高いです。(数値で100前後)
食べてすぐに血糖値が上がり、多く食べれば血糖値の上がり方も一気に高くなります。
なので血糖値が高めの方は医者に糖分の摂取を厳しく言われると思います。
また、GI値が高い食品をたくさん食べるほど、BMI(肥満の程度を表す値)も高くなるという結果も出ているそうです。
甜菜糖は多糖類
逆にてんさい糖は多糖類なので、消化に時間がかかります。
GI値は60前後と、サトウキビの糖分と比べ平均的に低い数値です。ゆっくりと吸収されるためエネルギーになるまでには多少の時間が必要ですが、その分血糖値の上下がおだやかです。
血糖値の上下がおだやかということは、インシュリンなどの分泌もゆっくりですので、血糖値への影響も、糖尿の方へもやさしい糖分と考えられます。
またてんさい糖の糖分にはオリゴ糖も多く、腸内の善玉菌も活性化します。